酸素カプセルとは?
酸素カプセルとはカプセル内の気圧を上げ、高濃度酸素を充満させて効率よく大量の酸素を体に取り入れるための健康機器です。
現在では多数のメディアでも報じられ多くの有名スポーツ選手、芸能人が利用していす。
有名どころとしては
ダルビッシュ有、松坂大輔、菊池雄星、クルム伊達公子、高橋尚子 亀田興毅 市川海老蔵、みのもんた、
YOSHIKI、HIRO、デビッド・ベッカム、イチロー、福原愛、米倉涼子…などなど
プロのアスリートや有名芸能人らが「酸素」について注目しており多忙極めるビジネスパーソンの必須アイテムとなってきております。
酸素カプセル 人体への酸素供給について
現代人の体は、大気汚染や不摂生、ストレス、不良姿勢などによって酸素不足の状態にあることが多くあります。
酸素不足状態が続くと、肩こりや不眠、集中力の低下、抜けない疲労感など
様々な症状が出てしまう原因になります。
そこで、効率よく酸素を吸収し、体の隅々まで酸素を行き渡らせることのできる
「酸素カプセル」 が必要とされているのです。
2種類の酸素について
酸素には2つの種類があり、【結合型酸素】と【溶解型酸素】があり、
通常の呼吸で取り込む酸素は、血液中の赤血球 (ヘモグロビン)と結びつき、内臓、脳、筋肉などに送られます。
この取り入れる際の酸素の大部分を占めるのが【結合型酸素】と呼ばれるもので、
分子のまま体に溶け込み、全身の細胞に酸素を行き渡らせることができる割合の少ないものが【溶解型酸素】です。
酸素というのは体にとっては車で例えるとガソリンの様なもので、酸素があって初めて内臓、脳、筋肉などが動いてくれるんです。
極論ですが、私たちは酸素の供給がなくなると死んでしまいます。。
毛細血管を通る酸素について
体中の血管のほとんどを占める毛細血管は、太さが大体6~7ミクロンと言われていて、
一般の赤血球(ヘモグロビン)の大きさは約8ミクロンと言われています。
これでは、【結合型酸素】のような大きなものが末端の細胞まで酸素を行き渡らせるのは難しいのです。
そこで活躍するのが【溶解型酸素】です。
この【溶解型酸素】は【結合型酸素】を運ぶ赤血球ヘ(モグロビン)よりもはるかに小さいので細い毛細血管を通過し、
酸素不足の細胞に酸素を届けてくれます。
そのため、【溶解型酸素】をたくさん取り入れることで傷んだ細胞の回復や機能の回復に繋がっていくのです。
酸素カプセルの原理
溶解型酸素は「気圧に比例」して増えるという「ヘンリーの法則」と呼ばれる理論があります。
このヘンリーの法則=「液体に溶解する気体の量は気圧に比例して増える」の理論を応用して開発されたのが高気圧酸素カプセルです。
なので気圧く設定できる酸素カプセルを使用した方が体への効果が高い、という事になります。
当院の酸素カプセルと
他サロンで使用している酸素カプセルの違い
一般的に酸素カプセルの内部気圧は、家庭用(1.1~1.2気圧)業務用(1.2~1.3気圧)です。
よくサロンにある酸素カプセルタイプは1.3気圧が多いですが
当院で使用している酸素カプセル「OXYRIUM Medical1.5」は
1.2・1.3・1.4・1.5(気圧)の4段階に切り替え設定が可能でより効率的に溶解型酸素を体に取り入れることができます。
酸素カプセルの効果
酸素カプセルを使用した際の得られる効果をご紹介します。
酸素カプセルで得られる効果①
酸素カプセルで得られる効果②
自律神経の調節、睡眠の質改善
酸素カプセル内での睡眠1時間で5時間程度の睡眠効果が得られると言われています。
寝ている間に高濃度の酸素が体内に取り込まれるため、
新陳代謝の向上と細胞の活性化が行われます。
脳への血流が増えることで副交感神経が優位になり(リラックス)ぐっすりと眠れます。(約3倍の睡眠時間に相当すると言われます)
酸素カプセル内でリラックスして寝ることができると、
イライラやダルさもスッキリすると好評です。
継続して利用すると日常でも寝つきが良くなり、睡眠不足の解消に貢献します。
更に睡眠がしっかりとれると自律神経の乱れが改善しやすくなります。
雨が降ったり気圧が下がると、偏頭痛などは起こりやすくなりますが、酸素カプセル内は、気圧を上げることで天気の良い日と同じ高気圧の状態を作り出すことができ、この気圧が体にかかることで自律神経が整い、
血液、リンパ液が体の末端の隅々まで流れることで体の不調が改善されます。
その結果、頭痛といった症状の改善が期待できます。
酸素カプセルで得られる効果④
ダイエット効果
何故、酸素カプセルに入ると痩せるのでしょうか?
食事制限や運動で努力してるのに痩せられないという方は、
身体に酸素が不足している可能性があります。
理由として、糖分や脂肪を燃焼させる脂肪分解酵素のリパーゼが活動するには、
十分な酸素が必要とされています。
呼吸が浅かったり、肺活量が少なかったりする方は、
酸素が欠乏しているためダイエットが成功しにくいのです。
有酸素運動がダイエットに良いのは、有酸素運動によって体内に酸素を取り込んで脂肪を燃焼させようとするのですが、酸素カプセルは、入って寝ているだけで酸素を大量に取り込むことができるので、有酸素運動と同じような効果が期待できます。
また通常の状態では取り込めない量の酸素を身体に取り込むことで、新陳代謝をアップさせ、脂肪燃焼を促進し、普段の基礎代謝が高まるのです。
これにより酸素カプセルに入るとダイエット効果になる理由です。
酸素カプセルで得られる効果⑤
怪我の回復力向上
酸素カプセルを有名にした人物がサッカーのイギリス代表、ベッカム選手です。
ワールドカップ直前に全治10週間だった骨折を僅か3週間で治癒させた際に
使用していたのが高気圧酸素カプセルです。
怪我をすると痛みとともに腫れが起きます。
損傷部に腫れが起きると周りの血管が圧迫され周りの軟部組織も破壊されてしまい、
より痛みが強くなり、血流が滞ってしまうために回復(リカバリー)が
断然遅くなってしまいます。
損傷部位が回復するためには沢山の栄養 (酸素)が必要なのですが、
その腫れにより血流が阻害され回復が遅延してしまいます。
そこで酸素カプセルが役立ちます。
酸素カプセルで作りだされる酸素は分子の細かい溶解型酸素です。
腫れていても分子が細かいからどんどん損傷部位に酸素が送られて
回復 (リカバリー)が早まります。
酸素は細胞死と細胞再生の調整をしております。
酸素が少なくなることで細胞死が増え、酸素が高まると細胞の再生が起きます。
酸素が行き届きにくい=血流が悪い状態だと筋肉の委縮が起きやすくなります。
手足をギプスで固定すると血流が減少するため、筋肉に流れる酸素量が不十分になり、筋肉が細くなるのは、その為です。
だから、 怪我にも酸素カプセルの利用が有効なのです!
酸素カプセルで得られる効果⑥
記憶力、集中力の向上
酸素カプセルの利用は集中力や、やる気アップにも効果的です。
脳は体の中でも特に酸素を必要とする部位と言われ、
脳の酸素の消費量は全身の酸素消費量の20~25%です。
大量の酸素がないと脳は活動を維持できず、
絶え間ない眠気や原因不明の無気力感を引き起こします。
脳が懸命に働こうとしている時、例えば頭脳労働をしたり
試験勉強をしたりするときには、たくさんの酸素を消費しますので
たくさんの酸素が必要です。
十分な量の酸素が供給されないと、脳は酸素不足になって活動が鈍くなってしまいます。
・会議の最中にあくびが出る
・勉強中にあくびが出る
・たくさん寝ているはずなのに、昼間あくびが止まらない
・ボーッとすることが多い
・何をするにもやる気が出ない
これらは、もしかしたら脳に酸素が十分に行き渡っていないために
起きているのかもしれません。
あくびに関しては口を大きく開けて空気を深く吸い込み
新しい酸素をたくさん補給した血液を脳に送り込んで
脳の活動を活発にさせようとしているのです。
気圧をかけて効率よく高濃度酸素を浸透させれば、脳内はスッキリ。
記憶力アップもサポートして、仕事などの効率も上がり記憶力アップにもつながります。
酸素カプセルで得られる効果⑦
生活習慣病予防効果、認知症防止などの脳の活性化
高酸素濃度環境が認知症患者の脳機能の活性化に効果があることを
信州大学医療技術短大の藤原孝之教授らのグループが実証しました。
臨床実験では対象者50人に週5日、30分ずつ平地と同じ気圧で酸素濃度だけを約30%濃く設定した室内で過ごしてもらい、これを4週間続けた後、脳波を測定しました。
その結果、一般に健常者に比べて低い周波数の成分が多いとされる対象者全員の脳波に、高い周波数の成分が増加し、健常者の脳波の状態に近づいたといわれています。
運動脈硬化による、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血など、
血流に起因する成人病に悩まされている現代人。
大気汚染、紫外線、タバコ、食品添加物、ストレスなどにより、体内に活性酸素が増えることで、血管壁を狭くし、血管を詰まらせることが、こうした成人病の根元です。
生活習慣病ともいわれる糖尿病、高血圧症への酸素カプセルでの
治療に対する研究が進められています。
糖尿病の運動療法は、有酸素運動で血液の中のブドウ糖をエネルギーとして使って
血糖値を下げようとするものですが、有酸素運動でもたらされる効果は、
酸素カプセルに入ることでも得られることができます。
腰や膝が痛いなど、長時間の歩行が困難な方でも有酸素運動の効果を得られる
酸素カプセルは理にかなっているのです。
高血圧症でも同じく、酸素カプセルは有用だと考えられています。
研究の結果、酸素を吸うことによって血圧が安定してくることが分かっています。
高気圧・高濃度の酸素は、活性酸素を中和・除去、さらに血流をよくするので、
成人病の予防に効果があるといわれています。
ただし、
糖尿病(インスリン注射を打っている方)
高血圧症(重度の高血圧の方)は
必ず、医師に相談してから利用するようにしてください。
よくある質問集
Q1 酸素カプセルは誰でも利用できますか?
①耳抜きが全く出来ない方
②妊娠中の方
③ペースメーカーを着けている方
④インスリン注射をしている方
⑤閉所恐怖症の方
上記に該当する方はご利用できません。③、④の方は医者にご確認下さい。
Q2 酸素カプセルを1回利用しただけで、すぐに効果を感じますか?
酸素カプセルの効果の感じ方には個人差があります。
「身体が軽くなった」「二日酔いだったのにスッキリした」「視界がよくなった」「手足がポカポカしてきた」と、効果をすぐに感じる方もいらっしゃいますし
「特にすぐに目立った効果は感じられなかった」と方も勿論いらっしゃいます。
1回だとよくわからなかったけど数回入ったら効果を実感できたという方も
いらっしゃいますので、感じ方は人それぞれです。ぜひご自分で体験してみてください
Q3 頻度はどのくらいがお勧め?
酸素カプセルを利用して取り込んだ酸素は、普段は酸素が届きにくいような場所にある細胞にも、多くの酸素が届きます。酸素は生活習慣にもよりますが時間が経つにつれ消費されていきます。個人差はありますが、週に1~2回を目安に、酸素カプセルで新たな酸素を取り込むことをおすすめします。
難しい場合は1週間に1回だけでも構いません。
重要なのは、定期的に酸素を取り込むことです。
習慣化すると体もリフレッシュしやすくなりますので、徐々に間隔を開けていくのが理想です。
Q4 活性酸素は大丈夫ですか?
酸素を多く取り込みすぎると活性酸素を発生させてしまうのでは、と心配する方もいますが、活性酸素は酸素不足の状態で発生するものといわれています。
高濃度の酸素を取り込んだ場合にも、活性酸素は発生するリスクがありますが、酸素カプセルで取り込む酸素は、基本的に空気中の酸素と同じ濃度です。
粒子がこまかくなり、全身を巡りやすくなっているだけのため、活性酸素の発生を心配するような高濃度になるわけではありませんので安心してご利用いただけます。