四十肩・五十肩について
四十肩、五十肩とは?
四十肩(または五十肩)は、医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれます。
その名の通り、肩の関節の周りにある組織に炎症が起き、痛みや動きの制限が出る状態です。
■主な原因
主に以下の要因が重なっていると考えられています。
組織の老化(変性)
長年の使用により、肩の筋肉や腱に小さな傷がついたり、柔軟性が失われたりします。
血行不良
肩周りの筋肉が固まると血流が悪くなり、組織の修復が追いつかなくなります。
姿勢の悪さ
猫背や巻き肩の習慣があると、肩関節が正しい位置からズレ、動かすたびに一部の組織に過度な負担がかかります。
運動不足
普段から肩を大きく動かさないと、関節の可動域が狭まり、少し動かしただけで炎症を起こしやすくなります。
■症状の3つのステージ
四十肩は、発症してから治るまでに「急性期」「慢性期」「回復期」という3つの段階を経るのが特徴です。
① 急性期(強い痛みの時期)
もっとも辛い時期です。炎症が激しく、何もしなくても痛みを感じることがあります。
夜間痛: 寝ている時にズキズキ痛み、眠れない。
運動時痛: 腕を少し動かすだけで激痛が走る。
痛みの広がり: 肩だけでなく、腕の先まで痛みが響くことがある。
② 慢性期(動きが制限される時期)
激しい痛みは落ち着いてきますが、肩が固まって動かなくなる時期です。
関節拘縮(こうしゅく): 肩が「凍結」したように固まり、腕が上がらなくなる。
特定の動きができない: 「髪を洗う」「エプロンの紐を結ぶ」「高い所の物を取る」といった動作が困難になる。
鈍痛: 無理に動かそうとすると、突っ張るような痛みがある。
③ 回復期(徐々に治まっていく時期)
固まっていた関節が少しずつほぐれ、動かせる範囲が広がってくる時期です。痛みもほとんどなくなります。
■四十肩を見分けるチェックリスト
以下のような症状に心当たりがあれば、四十肩・五十肩の可能性が高いです。
①腕を上げようとすると、途中で引っかかる感じがして上がらない。
②背中のファスナーやベルトに手が届かなくなった。
③寝返りを打った時に、肩に衝撃のような痛みが走る。
④着替え(シャツを脱ぐ、袖を通すなど)が苦痛。
■注意点
四十肩と似た症状が出る症例に「腱板断裂(けんばんだんれつ)」や「石灰沈着性腱板炎」があります。
腱板断裂: 筋肉の筋が切れている状態で、放置すると悪化しやすい。
石灰沈着: 肩に石灰(カルシウム)が溜まり、突然の激痛に襲われる。
「ただの四十肩・五十肩だから放っておけば治る」と自己判断せず、夜眠れないほどの痛みがある場合や、痛みが長引く場合は、一度整形外科にてMRIなどの画像診断を受ける事をお勧めいたします。
当院における四十肩・五十肩へのアプローチ
単に「痛みがある場所を揉む」といった対症療法ではなく、「なぜそこに痛みが出たのか」という原因の解消に重きを置いたアプローチを行います。
四十肩や五十肩になった方々は「ある日急に痛くなった」と仰る方々が多いですが、実はその前に「肩が上がりづらい」「肩に違和感がある」といった前兆が起きている事が多くあります。
転倒などの外傷を除き、実は猫背や骨盤の歪みなどがあると、痛みはなくても肩の動きに制限がかかるようになります。
その様な状態で日常生活、スポーツ、仕事などを頑張ってしまうと炎症が徐々に強くなり、限界を迎えると痛みが発症します。
なので一見無関係に見えても、四十肩や五十肩を改善するには猫背や骨盤を整えることも大切になってきます。
1. 骨格・骨盤の矯正
土台である骨盤の前後・左右の傾きを整え良い姿勢の土台を作ります。バキバキと鳴らすような施術ではないのでご安心ください。
姿勢矯正:猫背や反り腰などがある場合は姿勢の悪さによって肩への負担がかかりやすくなるため、背骨全体のカーブを正常な状態へ導きます。
2. 深層筋(インナーマッスル)へのアプローチ
表面の筋肉をほぐすだけでは体の深部にある痛みが取りづらいため、体幹や肩回りへの刺激が大切です。
筋肉本来の動きを取り戻すように働きかけます。
3.セルフケア指導
日々の私生活において良くない生活習慣の積み重ねた結果、カラダに痛みが出ていますので気を付けていただきたい体の使い方やセルフケアのストレッチなどの指導を行います。
四十肩や五十肩は一度炎症が強くなってしまうと、改善にお時間を有してしまうのが特徴です。
そのためなるべく早めに施術を受ける事が大切になります。
当院では、国家資格を持つプロが一人ひとりの身体の状態を丁寧に検査し、負担のかからない身体づくりをサポートします。
肩回りに少しでも違和感や痛みがある場合、お早めに草加市獨協大学前駅近くの当院までご相談ください。
四十肩や五十肩が
良くなることで得られるメリット
整骨院で首や腰のヘルニアに伴う症状が改善されることは、単に「痛みが消える」以上の大きな価値を見出すことがあります。
1.睡眠の質の向上
寝返りを打つたびに痛みで目が覚める「夜間痛」から解放されます。ぐっすり眠れるようになることで、日中の集中力や活力も戻ってきます。
2. 着替えのストレス消失
シャツの袖に腕を通す、背中のファスナーを上げる、下着を着脱するといった動作がスムーズになります。「痛くない服」を選ぶ必要がなくなり、ファッションを自由に楽しめるようになります。
3. スポーツのパフォーマンス回復
ゴルフ・テニスでしたらスイングの回転がスムーズになり、飛距離や精度が戻ります。
野球での投球は大きなストロークが必要な泳ぎができるようになります。
4. 身だしなみのゆとり
髪を洗う、ドライヤーをかける、結ぶといった動作や、髭剃り・メイクなどの細かな動きが楽になり、朝の準備時間に余裕が生まれます。
5. 料理や掃除といった家事
重いフライパンを振る、高い位置にある調理器具を取り出すといった動作がスムーズになります。